11月13日と27日の二日間、緑区の徳重地区会館で開催された名古屋市主催の「地域コミュニティ活性化に向けた市民ワークショップ」に参加しました。参加学区は熊の前学区(緑区) 日比津学区(中村区)、白鳥学区(熱田区)、東志賀学区(北区)、矢田学区(東区)の5学区で、矢田学区からは、学区関係、子育て世代、市民団体、若者のそれぞれの枠から9名が出席しました。
「学区のいいところ探し」「5~10年後、こんなまちになったらいいなぁ」「やってみたいなぁ、できるといいなぁと思う活動アイデア」等のグループトークを行い、日本福祉大学の先生から「未来に向けた、無理なく楽しく持続する地域づくりとは」と題したミニレクチャーがありました。
以下、感じたことをつれづれなるままに・・・。
○ 価値観やライフスタイル(働き方、暮らし方、家族のカタチなど)の多様化、心地よい関係性は(つながり)は人それぞれに違うことを前提に考えると、学区の取り組みは多様であることが大事。
○ 取り組みは「楽しさ」がないと長続きしない。受動的な「楽しさ」(満足度)よりも、企画段階から参画する能動的な「楽しさ」(達成感)が大事。ワクワクドキドキするかどうかがポイント。
○「コロナ禍だからできない」のか「コロナ禍でもできることにチャレンジしていく」のか。これまでの延長線上だけでは対応ができない。新たな発想が必要。
○自分たちが何がしたいのかを出発点にしていく。課題解決だけではなくて価値の創造を。多様な想いから紡ぎ出す取り組みは絶対におもしろいよ。
○できる人ができることをできるだけやる。人それぞれの好きなこと、関心があること、得意なことをうまく活かしていくこと。
○人は、それぞれにできることがある。気楽に楽しくできるところからやってみよう。自分ごと取り組みが縁を広げ、人と人とをつなぐプラットフォームづくりになりコミュニティを育んでいく。例えば、あなたのまちに、多彩な「広場」や「縁側」はありますか。