今月、矢田学区のみなさんに知っていていただきたいことは、矢田学区のハザードマップについてです。
矢田学区は矢田川、東・西側の唐山台地に囲まれており、矢田学区は元来水が流れ込み、溜まりやすい地形である。
浸水対策は、地下貯水池(地下の池)や、排水路の整備はされているが、それでも、千種区から、道路に沿って流れ込む川のような水の流れを見ていると一時的ではあるが、浸水を免れることは困難と思われる。
さらに、今年度から法令の改正により、1000年に一度の災害を加味した新たな被害想定(ハザードマップ)が示された。その被害想定はすさまじく、今まで当地区では起きないと言われていた矢田川の堤防決壊が、濃尾地震の堤防決壊箇所とJR中央線の左岸堤防で起き、その時の水深は5mにおよぶとされている。
そのため、山田東荘集会所(指定緊急避難所)は水没する関係で、避難所指定が取り消されています。
これは1000年に一度のことではありますが、我々でできることを真剣に考える必要があります。
矢田学区では、平成27年に「防災企画会議」の前身である「防災しよっと」が、令和元年からは「地域防災会議」が活動を開始し、災害発生時の災害を災防ぐための減災や避難所の運営の研究等を行っています。
現在は、コロナ感染禍であり、大勢が集まることはできませんが、災害から身を守る取り組みを沢山しています。
皆さんと一緒に防災を考えて行きたいと思います。
令和3年度の地域防災会議は課題を解決した自主防災訓練でしたが、令和4年2月27日の報告会を聞いていると、「初めの一歩」という言葉が妙に印象的で、ここがスタートラインのように思えました。