矢田学区は名古屋で金山に次ぐ副都心にある大曽根駅の東側に位置している学区です。
面積は2.173㎢、令和2年4月1日現在における人口は12810人、世帯数6,940世帯で、いずれも東区内では最大です。
学区の中心にはナゴヤドーム(バンテリンドーム ナゴヤ)とイオンがあり、連日多くの利用者で活気の溢れています。
また、図書館や小文化劇場などの公共施設、名古屋大学大幸キャンパスや愛教大附属名古屋小・中学校、至学館高校などがあり、学園都市の側面も持っています。
更に大曽根駅の再開発で、ますます街並みが美しくなり便利さも向上しています。
一方、北側には一面に矢田川が流れ、公園もたくさんあり、マイナスイオンがあふれています。
学区の中で勉学から娯楽、グルメの他、生活に必要なものの全てが揃う、矢田学区。
ここでは、そんな矢田学区の魅力について触れていきます。
充実した公共交通機関
矢田学区は名古屋北部の公共交通機関のターミナルとなる大曽根駅を拠点に4つの路線が走っています。
・JR中央本線
名古屋駅まで一本で行くことができ、途中の停車駅は千種、鶴舞、金山など主要な駅ばかり。
春日井方面に乗れば中津川や長野方面への鉄道の旅も楽しめます。
・名鉄瀬戸線
名古屋の中心、栄にある栄町から尾張瀬戸まで伸びる「瀬戸電」の愛称で親しまれる地域に密着した路線です。
近年では路線沿いの再開発が進み、学区外ですが尼ケ坂駅から清水口駅までの区間は新しいショップが続々オープンしています。
・地下鉄名城線
日本初の地下鉄環状線である名城線。始点も終点も実は大曽根駅なんです。
平安通、栄、金山、新瑞橋、八事、名古屋大学など主要な駅を走る名城線は通勤やナゴヤドームの観客などで多くの方が利用している路線です。
・ゆとりーとライン
高架の専用路をバスが走るのが特徴的な「ゆとりーとライン」は小幡緑地、志段味方面へのアクセスに便利です。
2001年に開業した比較的新しい路線で小幡緑地で地上に降り、春日井市の高蔵寺まで走ります。
SSR
矢田・砂田橋さわやかスクールロード
矢田小学校~砂田橋小学校間、約1.5kmの道路に隣接する学校で構成されている。矢田学区クリーンキャンペーンをはじめ様々な地域活動に協力をしています。
〔加盟校〕愛知教育大学附属幼稚園・名古屋小学校・名古屋中学校・矢田小学校・砂田橋小学校・矢田中学校・名古屋学院名古屋中学校・高等学校・至学館高等学校
公園
木ヶ崎公園
大幸公園
矢田公園
山田東公園
矢田東公園
矢田北公園
六所社公園
矢田川橋緑地
矢田第二公園
鍋屋上野公園
どんぐりひろば
矢田町三丁目どんぐりひろば
あすなろどんぐりひろば
矢田三丁目西児童遊園地(旧どんぐり広場)
どんぐりひろば・児童遊園地
どんぐりひろば・児童遊園地とは、幼児ための小規模な遊び場で、どんぐりひろばは敷地面積が30㎡以上、児童遊園地は200㎡以上となっています。地域の方々と名古屋市(子ども青少年局)が協同して設置・管理している名古屋市独自の「遊び場」事業です。
寺社
長母寺
大幸八幡社
白山神社
六所神社
東消防署矢田出張所
矢田消防団詰所
矢田交番
大幸交番
スポーツ施設
名古屋市東スポーツセンター
大幸公園野球場
バンテリンドームナゴヤ
木ヶ崎公園テニスコート
その他の施設
矢田コミュニティセンター
矢田第2集会所
市民ギャラリー矢田
名古屋市東図書館
名古屋市東文化小劇場
矢田学区エンブレムは『今から約千年前、八幡太郎義家公が前九年の役のおり、行軍中に日でりにあい、飲料水が不足した。日はやや西に傾いて、人々はみな疲れ果て、この地に休憩した。田に矢をもって穴をうがったところ、地中より清水が湧き出て、人々は夢かと驚き、「八幡さまのおかげだ、おかげだ。大幸、大幸。」と賞賛して、士気もこの上なく上がった。』という逸話をもとに、矢と田と清水。後ろに夕日をデザインしました。
これは矢田コミュニティセンター開館の際にデザインを公募し、厳正なる審査の結果、当時の矢田中生徒さんの作品を採用したものです。
このデザインを見ていると、平安時代の矢田学区ののどかな風景が目の前に広がるようです。
下記は1940年代の矢田学区です。
JR中央本線と名鉄瀬戸線、環状線などの幹線道路も今と変わらない位置にあり、矢田学区の街並みの原形が既にこの時出来上がっている事がうかがえます。
地図の上のバーで当時の航空写真を現在の地図と比較しながらスライドできるようになっています。
クリックしながら地図を動かせば移動する事ができます。
1980年代と現在の比較ができる地図を用意しました。
上の地図と同様にスライドしたりして比較するともしかしたら新しい発見があるかもしれません。