矢田学区 東区に編入100年目


明治41年(1908年)、名古屋では東・中・西・南の四区政が施行され、東区は松山町の西蓮寺に区役所が置かれました。次いで大正10年(1921年)、千種町・東山村・清水町・杉村・六郷村が東区に編入され、区の人口は13万人となりました。(区町村の名称は当時のものです)

矢田・大幸地域が西春日井郡六郷村から名古屋市東区に編入されて、令和3年(2021年)で、100年を迎えることになります。

やっぴ~「矢田祭が2年続けて中止になっちゃったので、学区の皆さんはぼくたちのことを知らないかもしれないね」

ふわわ「そうだね。みなさん、ぼくたち、矢田祭のイメージキャラクターなんだよ」

やっぴ~&ふわわ「よろしくね!」

やっぴ~「ところでふわわ、今年が「矢田・大幸地域」が東区に編入されて100年って知ってた?」

ふわわ 「知らなかったワン」

やっぴ~「ワン?ふわわってワンちゃんだったの?」

ふわわ 「いーえ。おいらは永遠の3歳。綿菓子の化身だよ」

やっぴ~「どっかで聞いたセリフだなぁ」

 

ふわわ 「ところでね、ちょっと調べてきたよ、西春日井郡六郷村当時のこと。あれは、大正2年(1913年)」

やっぴ~「何があった?」

ふわわ 「7月29日夜半、矢田村の織物製造工場から出火。ここで働く女子工員のみなさんたち21名が焼死されたの。宿舎で就寝中の火事。逃げようとしたけど窓には鉄格子、外から施錠もしてあり逃げれなかった。女子工員のほとんどは三重県員弁郡の出身。厳しい条件のもと働かされていたそうなの。元矢田の人々は、焼死した女子工員のため村内の長母寺に墓を建て冥福を祈ったんだよ」

やっぴ~「名古屋にも女工哀史があったんだね。痛ましいね」

やっぴ~&ふわわ「東区編入100年。もっともっと矢田学区の歴史を知りたくなっちゃったね」