先日、喫茶店でこんな話を聞きました。
「あのさぁ、矢田レンジャーって知っとりゃあす?」
「なんでも、ごみ出しとか草取りとか電気玉のとり替えとかやってくれるんだげな」
「ほりゃあ、助かるわな」
そこで今月は、《矢田レンジャー》と《矢田人材バンク》についてお話します。
矢田レンジャー
1.矢田レンジャーってなに?
矢田学区にお住まいのご高齢の方や障害のある方などを対象に、ヘルパーや介護保険など公的制度ではお手伝いできないような日常生活のちょっとした困りごとをお手伝いするボランティア団体です。
2.ちょっとした困りごとってなに?
歳をとると、ふだんの暮らしのなかで、自分一人では解決できないことが増えてきますよね。電球の取り替え、ごみ出し、資源回収の準備や運搬、買い物、草取り、簡単な家具の修理や移動、庭木の枝打ちなどホントいろいろあります。
3. 矢田レンジャーを頼む時はどうするの?
現在、矢田レンジャーに登録している人は33名です。そのうちの5名がコーディネーターといって頼まれたことの調整などをしています。コーディネーターは、毎週金曜日の午前中、矢田コミセンにいて電話や来られた方の相談にのっています。
お近くの民生委員さんに相談したり、高岳の区社会福祉協議会を通したり、サロンや喫茶店などでの話題から矢田レンジャーのことを聞いてコミセンに電話されたり、頼み方はさまざまな方法があります。
4.いつから始まったの?
平成26年、ふれ愛給食会に参加のみなさん相互のサポートから始まりました。今のような形になったのは平成29年1月からです。今年度は、月平均20件を超えるペースで進んでいます。
矢田人材バンク
1. 矢田人材バンクってなに?
令和元年9月、矢田学区の全世帯に広報チラシをお配りし「矢田学区をもっと楽しく、もっと住みやすいまちにするために、あなたの趣味や特技、資格、経験を地域で活かしてみませんか」と呼びかけました。これまで矢田人材バンクに登録された人は47名になります。
2. 趣味や特技、資格、経験ってなに?
手芸、生け花、クラフト、陶芸、園芸、カメラ、イラスト、映画賞、お菓子づくり、日本舞踊、ギター、ウクレレ、料理、スポーツ観戦、釣り、歌手、電気工事士、カラオケ、ガイドヘルパー、サロン ネットショッピング、学習指導、スマホ、パソコン、アマチュア無線、ランニング、玩具修理、書道、イベント企画、アルバムづくり、ペーパーアイテム飾付け、おしゃべりなど多岐に渡ります。
3. 今、なにやってるの?
コロナ禍のなか、多くの学区行事が中止になっています。学区行事とはかぶらない形での矢田人材バンクならではの取り組みを考えています。
12月12日(日)に、矢田公園・矢田コミセン・メッツプラザホールを会場に、メリークリスマス!「矢田わくわく!」を企画中です。