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矢田学区防災安心まちづくりニュース 令和4年2月


私たちが計画・実践した自主防災訓練(矢田学区地域防災会議)

 矢田学区では、災害対策委員(町内会長)が地域防災会議を組織しています。昨年度は、地域ごとに分かれた6つのグループで、それぞれフィールドワークを行い、課題を洗い出して減災ビジョンを作成しました。今年度は、昨年度の調査を踏まえ、地域ごとのグループや町内会で、それぞれ自主防災訓練を計画し、実践してきました。コロナ禍での訓練でしたので、参加人数等に制約がありましたが発災時に迅速な避難行動を組織的にとれるようにするには、日頃からの対策や訓練が欠かせません。

 『私たちが計画・実践した自主防災訓練』リーフレットは、各グループや町内会が行った自主防災訓練の経過・成果・課題をまとめたものです。これを「始めの一歩」として、いざという時の備えをこれからも積み上げていきたいと思います。

 令和4年2月27日(日)午前10時から矢田コミセンで、「矢田学区自主防災訓練報告会 -

 具体的問題解決に向けて - 」を予定しています。災害対策委員(町内会長)と連協参与の海道名城大学名誉教授、東区役所、東消防署・東土木事務所・東環境事業所のみなさんに、ご参加をお願いしています。基本的な感染防止対策に十分配慮して実施したいと思います。

 

防災倉庫の備蓄品を使おうデー

 第4回目の防災倉庫の備蓄品を使おうデーが、令和4年1月22日(土)の午前10時から12時まで、矢田小学校や矢田公園で行われました。当初の計画では、各町内会から2名ずつの参加をお願いして80名程の規模で行う予定でしたが、オミクロン株の感染急拡大により町内会からの参加はとりやめ避難所運営スタッフを中心に20名で実施しました。

 主に実施したことを列記します。

 ○ 避難スペースを迅速に確保するために、体育館や講堂に印を付け、ベージュロールを切っ て、2メートルのシートをつくりました。

 ○ 避難所で使用する非常時パーテーション「ベンリー間仕切りⅢ」の組立演習を行い、矢田小内防災倉庫に保管場所を移動しました。(15個)

 ○ 発電機・照明灯・給水栓の実地訓練を行いました。

 ○ 暖房器具の使用確認をしました。

 その他、矢田公園のC防災倉庫等から、備蓄品の一部を矢田小屋内防災倉庫等へ移動しました。

災害ボラセン研修に参加

 令和3年度災害ボランティアセンター三者合同研修が1月30日(日)にオンライン会議システムズームを使用して行われました。学区からは矢田コミセンにおいて9名が参加しました。三者とは、行政(市・区役所)、社協(市・区社会福祉協議会)、NPO(災害ボランティア等民間セクター)のことで、平成18 年度から研修を続けてきているそうです。今回は、令和3年7月の富士市・沼津市・熱海市を中心にした大雨災害時の社協とポランティア協会の動き、災害ボラセンの立ち上げや運営等をテーマに話し合われました。今、私たちは避難所運営で手いっぱいですが、被災者とボランティアをつなぎ、被災者の生活再建を進めるボランティアセンターも視野に入れた対応が求められています。ICTの活用も大いに勉強になりました。

ワクチン接種情報(3回目接種等)情報

オミクロン株の感染急拡大が続いています。名古屋市が発表したワクチン情報をお知らせします。

〇新型コロナウイルスの3回目接種について、接種券が届いたら予約でき次第、接種ができます。

〇大規模集団接種会場が中区役所ホール(3/14~)等で開設されます。2月22日午前9時から予約を受け付けるそうです。使用ワクチンはモデルナ社製。本人確認用の書類と接種券を持参。予約はコールセンター(050-3135-225)か市予約サイトで申し込んでください。

〇東区役所での集団接種の4月以降の日程と5歳~11歳のワクチン接種などは決まり次第、お知らせします。2月の接種券の発送分(予定)は、広報なごや令和4年2月号に載っています。