子どもたちの通学時間にお願いできませんか


まん延防止等重点措置令和4年2月19日(土)午前10時から、矢田コミセンで本年度2回目の『矢田防犯円卓会議』が行われました。のなかですので出席人数を絞り感染予防に留意して実施しました。まず、みんなで確認したことは、私たちができる防犯活動は「犯罪の未然防止と地域でのつながりづくり」ということです。

ハード面では、矢田学区内に防犯カメラは73台設置されていて、防犯灯は308灯(うち、LED防犯灯は266灯)あります。しかし、防犯カメラでいえば設置が偏っていて、学区のどこにいても安心・安全が担保できる状況にはなっていません。未設置の町内会には「ぜひ設置へのご協力をお願いしたい」とホント切実に思っています。

ソフト面では、防犯委員会、女性会、矢田小PTA、矢田中PTAそれぞれのパトロール、見守り活動が紹介されました。「取り組みを通して、地域のみなさん相互のつながりをつくっていくことが大事なんだよね」というのが出席者みんなの思いです。隣近所の付き合いの強い地域ほど、泥棒はお手あげ。「手が出せない」と言っています。

次に、防犯委員会と女性会から、本年度の取り組みについての報告がありました。

AIを活用した青色パトロール隊の具体的な活動をお聞きしました。今後、更にパトロール効果を検証して、他の取り組みにも活かせるかどうかの提案を期待しています。

こども110番の家と地域ごとに見守り活動をしている女性会との連携については、本年度試行的に始めましたが、学校、PTA、女性会が準備段階から会合をもち、実施後にも情報共有をする必要性が指摘されました。次年度の取り組みに活かしていくよう期待しています。

本日の会で、矢田防犯円卓会議から、地域のみなさんに最も発信したいのは次の提案です。

〇子どもの通学時間に合わせて犬の散歩をしていただき、子どもに「おはよう」と声かけを!

〇子どもの通学時間に合わせて草花に水やりをしていただき、子どもに「おはよう」と声かけを!

別に、犬の散歩や草花の水やりに限りません。ご自身の散歩でもなんでもいいです。やれる人が、やれるところで、やれることを。みなさん、やってみませんか!

「おはよう」みなさんのその一声が、矢田学区のまちづくりに確実につながっていくと思います。