矢田学区の防災・減災活動は、「地域防災会議」「防災企画会議」の2つの会議体で進めています。
地域防災会議
矢田学区の災害対策委員会を中心に、地域ごとの6つのグループに分かれて、地形・歴史・建造物・住民意識等を切り口に、防災・減災まちづくりを進めています。
矢田学区の災害対策委員会を中心に、地域ごとの6つのグループに分かれて、地形・歴史・建造物・住民意識等を切り口に、防災・減災まちづくりを進めています。
矢田学区地域防災会議は、矢田学区各町内会の災害対策委員(町内会長)を中心に構成されています。今年度は、地域ごとに6つのグループに分かれ、地形・歴史・建造物・住民意識等を切り口に、防災・減災まちづくりを進めてきました。
令和2年10月には、それぞれのグループが課題をもってフィールドワークを行い、フォローアップとしての意見交換会を経て、減災ビジョンをまとめました。
避難所運営リーダーなどで構成され、避難所運営についての勉強会を行なっています。
年に3回 防災倉庫の備蓄品を使おうデーを、年1回 避難所設置・運営訓練を実施しています。
参加者の募集も行っています。
避難所運営や防災・減災について興味がある方は、ぜひご連絡ください。 yadagakku7584@gmail.com までご連絡ください。
令和5年度 東区総合水防訓練
住民参加型訓練
日時:令和5年5月28日(日)08:45~
集合:午前9時10分集合
場所:矢田小学校校庭・体育館周辺
当日は、各町内会から2名の参加でお願いしています。
8時30分 防災スピーカーよりアナウンス、
9時 サイレン吹聴《避難指示発令》
2020年10月3日(土)10時〜矢田小学校で避難所設置・運営訓練を行いました。
コロナ禍でもあり広く参加を求めず、当日は、参加者100名で行いました。
防災企画会議の中では、それぞれの班(総務班・施設班・救護班・食料班・物資班)に分かれて、「避難所開設時 チェックシート」の検討を行ってきました。
開設時の混乱を防ぐために、事前受付から受付、入居までの動作を確認、防災備蓄品の段ボールベッド10個を参加者と一緒に組み立てなどを行いました。
2021年2月27日(土)10:00〜11:30 矢田学区小学校防災倉庫、体育館にて「防災倉庫の備蓄品を使おうデー」を行いました。
当日は、36名の参加者で防災倉庫から使ってみたい備蓄品を出して使ってみました。
デジタル無線機、災害時特設公衆電話は、ヘッドライトなど様々なものを使ってみましたが、組み立てに時間がかかったり、電池が別になっているものなど、被災後の混乱時にすぐ使えないと困るものばかりでした。
今年、購入予定ものも含めてまだまだ使ってないものがありますので、今後もこの「防災倉庫の備蓄品を使おうデー」を実施します。ぜひご参加ください。
次回は5月29日(土)、8月21日(土)を予定しています。
下記は名古屋市が公表している矢田学区の避難行動マップです。これは矢田学区の地区防災カルテをもとに話し合いの結果まとめられたものです。
矢田学区の避難行動マップ (pdf形式 1.08MB)
災害が発生し、緊急避難の必要がある場合は、災害の種類ごとに適した「指定緊急避難場所」へ逃げてください。
上をクリックすると名古屋市ホームページ 東区のナゴヤ避難ガイド のページへリンクしPDFのダウンロードが始まります
地区防災カルテとは、地域の地形、歴史、災害リスク、防災活動状況など、防災に関連する情報を学区ごとにまとめたものです。地区防災カルテは、STEP1(地域特性)とSTEP2(防災活動)の2部構成を基本としてまとめられています。(名古屋市HPより抜粋)
矢田学区地区防災カルテ (pdf形式 2.39MB)
《地区防災カルテの趣旨》(一部抜粋)
● 大規模災害発生時においては、自助・共助・公助のうち、「公助」だけでは十分に対応できません。
● 特に災害初期、「公助」は絶対的に不足します。 災害対応の主役・原点は「自助・共助」です。
● つまり、地域コミュニティのなかで助け合っていくことこそが、「我がまち」の防災・減災を実現していく上で非常に大切です。
● 本カルテは、「我がまち」の現状を把握・分析し、災害への備えや災害対応をどうすべきかを考え、具体的な取り組みにつなげていくための一助として整理しているものです。地域の皆様が「自分たちで何とかしよう」、「我がまちを自ら守っていこう」と考える機運につなげていただければ幸いです。
普段から、災害時に必要な「非常持ち出し袋」を準備し、定期的に中身の確認をしておきましょう。
名古屋市が提供している矢田学区に関わるハザードマップ(簡易版)のリンク先を下に貼りました。
洪水・内水ハザードマップ(東区)(pdf形式 1.33MB)
あなたの街の地震ハザードマップ(東区) (pdf形式 1.26MB)
また下には矢田学区の災害について、公的なデータや明治期の地図等をもとに、やだナビ独自のハザードマップを掲載しています。
下の地図は明治期の地図を基に低湿地の色分布したものに地図を重ね合わせたものになります。 低湿地の地域は液状化の危険性がある地域になります。
上記の低湿地の他、下記の地図は地質と比較できるようにしています。
1/50000スケールにはなりますが、矢田学区が比較的新しい年代の地層の上にあることがうかがえます。
また、地質図から自然災害のに対して紐づけする事ができます。
ほとんどが低湿地を占める矢田学区では、ナゴヤドーム付近の水害被害が複数回報告されています。
下記の地図で低湿地と水害実績を比較できるようにしています。
右側が水害実績を表しています。伊勢湾台風や東海豪雨など、さまざまなな水害実績が確認できます。
矢田学区に限らず、濃尾平野はもともと低湿地が多く広がる地域であり、水害被害は多くの地域での課題となっています。
水害実績の凡例は以下の通りです。